下北沢には数えきれないほどの古着屋さんが列を並べる。
それらのお店の数々はそれぞれのコンセプトがあって、多種多様なセンス・魅力に溢れている。
そんな多くの古着屋の中で今回紹介したいのは、Zondagというお店。
読み方は「ドンタク」。調べたところ、オランダ語で「日曜日」を意味するらしい。
それはさておき。
お店は、スターバックスやドクターマーチンをはじめ、FLAMINGOなどの多くの古着屋が並ぶ通りの端っこに位置する。店自体がこじんまりとしているので、普段下北沢に行く人でも、気づかずに通り過ぎてしまう人もいるのではないか。
目に入ったとしても、入る勇気が出ずに諦めてしまう人がいるかもしれない。実際、小さな古着屋さんほど入りにくさを感じるというのはよくあることである。
そんな筆者も、入りにくさを感じながら一歩踏み出して店内に。
広さは少し大きめのワンルームの部屋といったところ。店内は落ち着いた雰囲気で、服たちはゆとりのある間隔で並べられている。
店の規模的にも、決して多くの服の選択肢があるわけではないが、一点一点の服のデザインからつい目が引きつけられてしまう魅力を感じる。「量より質」という言葉がまさにぴったりで、服のセレクト・センスに並々ならぬこだわりが感じられる。
Zondagの特徴は、ゆったりとしたシルエットの服を中心に扱っていて、どの服もシミや汚れなどが見られないグッドコンディションなので、良い意味で古着っぽさが無いところ。
個人的には、シャツ・スラックスのセレクトが半端ない印象。
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シャツは、 カラー物から、ストライプなどのデザイン性のあるものまで、”一点物”と呼ぶに相応しい商品ばかり。加えて、ゆとりのあるサイズ感を考慮してセレクトしているため、カジュアルでオシャレなルーズシルエットで着れるのも嬉しい。
スラックスに関しても同様、ゆとりあるサイズ感のワイドスラックスが中心。その上、イエローやパープル、ブルーなどあまり普段お目にかかれないカラースラックスを多く扱っていたり、柄があるデザイン性のスラックスがあったり、スペシャルが多い。ここまで良質なスラックスがある古着屋をまだZondagの他に見たことがない。
ここで余談。上の投稿にある紫のワイドスラックスは筆者が購入しましたとさ。
もう一つ魅力的だと感じることがある。
それが店員さんの人柄。
Zondagでは、男性の店長さんともう一人女性の方の二人が働いているそう。別日で二回訪れた筆者はどちらの店員さんとも会話をしたが、お二方とも、とても気さくで話しやすい方だった。
小さな古着屋ほど、店員さんとの会話が嫌で入るのを躊躇うこともあるかもしれないが、いざ入ると思わぬ出会いや楽しさを発見出来るから、コミュニケーションをとるのも案外良いかもしれない。
女性の方はコイバナが好きだそうなので、この記事を見て「是非話したい」と思った方は是非足を運んでもらいたい。
最高の雰囲気で最高の古着と出会いたい方には必ず訪れていただきたい古着屋Zondag。
Zondagには”Early20″という系列店もあり、オンラインストアも充実した内容となっているので、足を運べない方もチェックしてみて下さい。
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